Iターンとは出身地とは違う都市に移り住むことをいうのですが、それ以上に都市部に住む人が地方都市に移り住むという意味合いで使われることが多い言葉のように思います。
近年、そのようなパターンでのIターン婚活をする人が増えてきています。
Iターン婚活には、どのようなメリットがあり、デメリットがあるのでしょうか。
少し考えてみましょう。
メリット1:今までの人生をリセットできるかもしれない。
結婚をどのように捉えるかによりますが、人生における大きなターニングポイントであることに違いはありません。
例えば、社会人となり就職した時、エレベーター式の学校で幼稚舎から学校生活をスタートした人でも、周囲の環境が大きく変化しただろうと思います。
そういった意味で、縁もゆかりもない地でIターン婚活をし、生涯を共にする人とめぐり合うことができれば、これまでの人生をリセットし、全てをゼロから始めることが可能になります。
がむしゃらに生きてきて、今の生活に疲れてしまった人や、ぱっとしない地味な自分に嫌気がさしている人にとって、Iターン婚活は自分が理想とする姿で新しい生活をスタートさせる大きなチャンスです。
メリット2:人のぬくもりを感じることができる。
都市部で生活していると、街にはこんなにも人があふれているのに、自分は一人で孤独だと思うことがあります。
隣に誰が住んでいるか分からない、近所の人とすれ違っても俯いてしらんぷり、趣味の集まりではそれに関わる話はつっこんでするけれど、どこの誰だか分からない、そのようなことはざらにあるかと思います。
このまま人と真の意味で触れ合うこともなく一生を終わってしまっていいのかと思う貴方、Iターン婚活に向いています。
なぜなら、地域によってはまだ人間同士の濃厚なつながりが失われていないところがあります。
Iターン婚活の末に運命の人と出合うことができれば、今、感じている寂しさとさようならすることができるかもしれません。
それに、人の心はこんなにも温かいんだと感じられる生活環境は、子育ての環境として考えても最高だということは言うまでもないことです。
デメリット1:都市部にいるから可能なことがある。
婚活するということは、結婚するということだと私は考えます。
そうなると、結婚後のことも考えて、婚活に乗り出す必要があります。
自分の今の生活を少し振り返ってみてください。
世界的に有名な画家の絵画展や、著名なアーティストのコンサート、しばしば行かれますか。
それらのものは、たいてい大都市で開催されます。
習い事にしても、子供の塾にしても、人が多い分、都市部の方が選択肢が多いです。
大丈夫、飛行機も新幹線もある、その気になればいつでも大都市に出ることができる、そう思うのはまだ独身だからです。
例え運よくIターン先で再就職することができても、結婚すれば、自分だけの幸せを追求するわけにはいかなくなるでしょう。
デメリット2:人間関係が・・・。
物事はたいてい振り子のようにできています。
だから、人間関係について、メリット2で書いたような良いことがありますが、疲れている時など、その濃厚さが煩わしく感じられるかもしれません。
例えば、ご近所づきあい一つをとっても、都会の常識とは違います。
彼らの常識から外れると老婆心からあれこれ教えてくれたりもするのですが、個人の自由は尊重して欲しいと思うことが出てくるかもしれません。
まとめ
結婚は相手がいなければできない行為です。
自分の幸せと相手の幸せを考え、後悔のない結婚をしたいものです。
今回、Iターン婚活について、メリットとデメリットで大きく分類しましたが、Iターン婚活とその先にあることについて、貴方自身が感じるメリットとデメリットをリストにしてみてはいかがでしょうか。
Iターン婚活をするにしろ、しないにしろ、一日も早く貴方にふさわしい、素敵なパートナーに出会えますように。
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